よく早漏は、セックスの前にお酒を飲めば防止できると耳にします。
でも、本当にアルコール摂取が早漏防止につながるのでしょうか?
結論から言いますと、
お酒を飲んでも早漏は防止できないどころか、逆効果になります。
なぜ、逆効果なのかを詳しく見ていきましょう。
アルコールでセックスが長持ちする?
そもそも、なぜアルコールを飲むと、長持ちすると言われているのでしょうか。
それは、アルコールに神経や大脳の興奮を鈍らせる効果があるからです。
また、アルコールにはリラックス作用もあります。
セックスへの緊張を和らげ、すぐイクのを防止する効果があるのは確かです。
早漏の原因の1つは、緊張しすぎ、つまり交感神経が活発であることです。
交感神経が優位になると射精しやすい状態になります。
なので、リラックスして副交感神経を優位にすると、早漏防止につながります。
そういう意味では、お酒を飲めば確かにセックスが長持ちするかも知れません。
もちろん実際に長持ちした経験がある人もいるかと思います。
しかし、見落としてはいけないのが、
酒を飲むと勃起しにくくなるという副作用があることです。
お酒を飲むと、勃起力の低下を招く
ご存じの通り、お酒を飲みすぎると、勃起しにくくなります。
いつもビンビンで精力に自信がある男性でさえ、泥酔すると勃起できなくなります。
仮に、勃起できたとしても、勃ちが悪くなり、いわゆる半立ち状態になります。
そして、”半立ち状態になると、その状態で射精しやすくなる”
ということをご存知でしょうか。
ビンビンに勃起した状態であれば、早いとは言え、挿入することは出来ます。
でもアルコールで脳が麻痺していると、フニャフニャで射精してしまうことがあるのです。
また、セックスの最中に勃起が弱くなり、中折れして持続できないことも。
つまり、
”お酒を飲むと、勃ちが悪くなり、結果的に早漏の解決にはならない”
ということです。
早漏に加えて、ED(勃起不全)まで抱えるようになっては最悪ですよね。
ですから、早漏防止の目的でアルコールにたよるのはやめましょう!
どうしてもお酒を飲む状況になったら、できるだけ少量にしておきましょう。